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100年続く経営を目指すために

『大阪府の基準病床数の見直しの検討』という資料を見ています。
2次医療圏で見て、大阪市、堺市、泉州、南河内は既存病床数が入院患者数予測を大きく上回っています。
人口減少社会の影響をまざまざと感じます。
資料は2045年までですが、それ以降はもっと下降するので、もっと既存病床が余る予測になるのでしょう。

入院患者数は減り、在宅を担う周辺の診療所は増え、外来患者も減少します。
病院建て替えなどに収益の見込みを立てるのがますます難しくなります。
医療分野での右肩あがりの計画は本当に難しいのです。

収益の規模を維持しようとすると
地域包括ケアシステムの医療以外の柱である介護、生活支援、予防、住まいにいかに取り組んでいくか、という流れになります。

病院も戦略の練りどころですね。
100年企業は変えるものと変えないものをはっきりさせていくところからのスタートです。
考えますよ、一緒に。

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