地域包括ケアシステムの5つの要素とは何か?
厚生労働省のホームページには、
「介護」、「医療」、「予防」という専門的なサービスと、その前提としての「住まい」と「生活支援・福祉サービス」が相互に関係し、
連携しながら在宅の生活を支えている。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/dl/link1-3.pdf
と明記されています。
そして、医療機関の立場から、その中で、取り組みが遅れているが予防分野だと思われます。
健康増進・予防事業関連市場は、2023 年度に 2 兆 5,649 億円、2030 年度には、2 兆 7,478 億円規模に拡大していく予測があり、自治体の健康増進・予防事業を「健康増進・生活習慣改善」、「生活習慣病の発症・重症化予防」、「生活機能の 維持・向上」、「母子保健」、「介護予防」、「その他分野」の6つに分類し、推進される模様です。
市場の発展は見込まれるのに、取り組みができていない医療機関は多いのではないでしょうか。
地域包括ケアシステムを推進すると言っても、公的保険サービスの組み合わせだけを後押しするたけの連携では、一部でしかありません。
地域を観るための、仕組みをどのように構築するかが課題だと思われます。
試してみたいことはたくさんあります。
試行錯誤をする時期です。
「やってみなはれ」の精神です。